2014-06-18から1日間の記事一覧
を有理数とし,次の関係をもつを座標にもつ平面上の点を考える; いま,がともに有理数で,かつは原点でないとする. このとき,すべてのは有理数であり,点は原点を中心とする定円上にあることを示せ. …① …②である. (①+②×)÷よりであるから, が有理数なら…
は定数,は一つの自然数とする. のとき,つねにであるならば,であることを示せ. とおく. のとき,であるから, . 同様にのときより示された.
2人の人が1つのサイコロを1回ずつふり,大きい目を出した方を勝ちとすることにした. ただし,このサイコロは必ずしも正しいものではなく,の目の出る確率はである(). このとき (1)引き分けになる確率を求めよ. (2)であることを示せ.また,ならば,である…
とする. すべてのに対してが成り立つように,定数を定めよ. とおくと. 従ってなので. ここで,ある定数が存在しと書ける. より. 両辺の最大値はそれぞれであり,両者は等しいので. とあわせて. このときを満たすにはであることが必要十分なので (:整…
を正の数とするとき,不等式 を証明せよ.また,等号が成立するのはどんな場合か. (右辺)-(左辺). なぜなら,中辺の括弧内はの相加平均から相乗平均を引いたものであるから. 等号成立はのとき.