2024 東京大学 前期MathJax
(1)
と置換すると、となる。
ここで、右辺は平面においてで囲まれた領域の面積である。この面積はに等しい。ただしはの範囲におけるの逆関数である。
この面積がに等しいので、である。求める実数はよりであることに注意して、を代入するとよりとなる。
(2)
AB=AC=1であるような直角二等辺三角形を考える。∠Bの二等分線とACの交点をDとする。このとき、BA:BC=DA:DCなので、となる。
(3)
とおくと、である。
の符号を考えると、最小値は、
である。
また、の符号を考えると、最大値はかである。
の範囲では、は下に凸であるからである。この両辺をについてからまで積分してが得られる。ここで、(1)の平面における面積を考えるとであるからとなる。したがって最大値は、
である。
(2)は素直に半角の公式でいいと思います。
(3)は必要なかったのでであることを用いていません。