(1)
の外心をとおく。
を満たすようにをとると、の外心はである。つまり、はを中心とする半径1の円周上にある。
ここで、である。これよりはの中点であるからを中心とする半径1の円周上または内部に存在する。すなわちであり、についても同様。
(2)
の外心をとする。このとき、と仮定して矛盾を導く。
であるから、はの垂直二等分線を境界とする半平面のうち、を含む側(境界を含む)にある。も同様。従って、はの外部にあるが、これはが鋭角三角形であることに反する。
また、このとき、の中点であるがを中心とする半径1の円周上にあるが、これはのときに限り、このとき。同様にであるから、となる。