を正の整数とする。このとき
(1)がととの間にあることを示せ。
(2)はとのどちらに近いか。*1
である。
(1)
であり、であるから、はとの加重平均である。
は無理数でありやとは一致しないので、ととの間にある。
(2)
であるから、はに近い。
これのバージョンを見たことがあるんですけど、何年のどこの問題だったか分からなくなってしまいました。
p,q,r,s>0について(p+r)/(q+s)はp/qとr/sの間にある.p=(√3-1)a,q=(√3-1)b,r=a+3b,s=a+bとおけば題意は示される.http://bit.ly/fgcYva
— しゃいたん (@faogr) 2010年11月30日
[2022.12.4 追記]
ペル方程式が背景にある問題ですね。の関係を使って、との符号や絶対値を比較しても良いと思います。